センターシャフト付きパターで、35アンダーで優勝した松山プロの記事は、
まだ記憶に新しいと思われます。長い距離でも、短い距離でもコンスタント
にはいりました。パターのおかげかとおもわれます。
そこで今回は センターシャフト付きパターについて考察します。
シャフトのネックが フェースセンター部分に取り付けられたパターのこと
で、ヘッドの重心までの距離(重心距離)がゼロであることが、センター
シャフトパターの最大の特徴です。
センターシャフトが許されているゴルフクラブは、パターのみです。
アイアンやウッドは、すべてL字のネック形状になっていて、重心距離
が長く、クラブ操作が、複雑になります。
センターシャフト付きパターの特性を 芯 打感 方向性 に分けて
紹介しましょう。
1,シャフトの付け根に、ヘッドの重心があるので 芯で打てる。
L字型パターは、シャフトのネックと ヘッドの重心距離がずれている
ため、芯でHITするために、技術と練習が必要になります。
2,打感が直接手元に伝わるので 距離のタッチがだしやすい。
パターは遠くへ飛ばすのでなく 正確な距離感とミート率が必要な
クラブです。打感が伝わるセンターシャフトパターは ジャストタッチ
を出しやすいパターです。
3,フェースを目標に対して直角に構えやすいので 方向性がだせる。
フェースの向きを目標に対して、スクエアーに構えやすい長所があり、
グースネックのような歪がないので 視覚的にもシンプルに構えて
正しい方向がだせるパターです。
逆に、独特の形状が、デメリットになっている面もあります。
打点が トウ又はヒール側にずれると フェースが開閉しまう恐れが
あります。トウ側に当たるとフェースは開き、ヒール側にずれると
フェースが閉じます。これがセンターシャフト付きパターの難しいと
言われる デメリットです。ただし、最近はヘッドのブレを抑えて
くれるマレットタイプや 大型のモデルと組み合わせて開閉しにくく
しています。
アイアンなど、他のクラブと同じL字ネックのパターを使い慣れた人の
中には センターシャフト付きパターに変えると 違和感を覚える人も
いますので 一概にはいえません。
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