ゴルフクリニック
ゴルフ相談室

長年プレーされている方程、力任せの体力打ちの方が多い。
その為、クラブヘッドが 自分の手の動きに敏感に対応
して欲しいので、硬めのシャフトを好まれます。これが
ボールの散らばる最大の原因です。
アイアンなど、昔は 重くて硬いシャフしかなく、こんな
クラブで練習しておられれば、やむ負えません。
その打ち方が身についていて、なかなか抜け出すことは
困難です。まして年齢を重ね、飛びも悪くなり、余計に
力を入れたくなるのも分かります。
しかし今の柔らかで、長く、しなやかなクラブを、このよう
に扱ったらどうなるかは、理解できますよねー。
手首をあまり使うことなく、体幹でゆっくりとスイングして
下さいと言っても、体がなかなかゆうことを聞きません。
ティーアップのボールとそうでないボールでは、状況が
全く違います。球形のボールがわざわざ高い位置に止まる
事は、万が一にもありません。下からすくい上げて打てる
のは、W#1のみです。下にあるボールを上げることは
基本できません。
クラブの構造から、重心位置の深さにより、めくれあがり
があり、ボールが上に上がります。
下にあるボイールを上げようとすれば、この原理を利用
するしかありません。つまりダウンブローで、直にクラブ
フェースで捉えてやれば、クラブ構造でフエースがめくれ
上がり、ボールを高く舞い上がらせます。
ローハンデーの方でも、このあたりのことすら 理解されて
いません。昔からの練習によりボールをとらえ、プレー
されている方が大半です。
クラブの構造的な意味が理解されれば、無理にボールを上げ
ようとせず、直接ボールを正面でインパクトできれば、何ら
問題はありません。
(バンカー内で打つイメージでいいと、思います)
クラブがこのように大きな変化(飛ばすために)をしてい
ます。自分も変わらなければ うまく扱う事は出来ません。
勇気をもって、変わって下さい。飛ばしとスコアーの為に。
7〜8年らいお付き合いいただいている、お客様です。
ドライバーが210〜220YDしか飛ばなくて、友人との競い合いをしても、余裕がなく楽しくないとゆう理由で、相談にお見えになりました。
スイングパターンやH/S、体の使い方を話しながら、机上での結論がぼんやりと見えかけた折、実際に打って頂きました。
H/Sは41M/Sぐらいで、飛距離が230ぐらいでした。
かなりシビヤーな計測器で現場では、もう少し飛んでいる感じです。
しかしフェースは右上を向いて、スタンスの位置はボールから遠く、スイング軌道はボールを捕まえに行くので、アウトサイドアッパーでヒール打ち。
若さが(パワー)、これらの悪さ加減をカバーしていたのだろうと想像するのは、難しくはなかったです。
とあるスクールに毎週通っているとのことですが、体力が落ち始めて最近では、飛びが悪くなったと感じていられます。
これは、体力の問題でなく、クラブの性格と、打ち方の根本的な指導が必要だとわかりました。
20〜30分の指導で、いままでの練習方法の間違いを理解(頭だけ)して頂きました。
I#7で130YDとゆうことですが、この理屈が理解されれば150YD越も決して、夢ではありません。
W#1もH/Sは43〜44までは、充分に伸びしろがあり、250YD越えも決して夢ものがたりではありません。
道具選びの前に、スイングチェックをお願いしたいです。
上体だけの力任せでなく、捻転を中心のスイングに変えて下さい。
夢が現実になりますよ。 若いですもの。