最近の新製品クラブの紹介における、表現方法には、影響の小さなことでも
さも重要なことのように表現していることが、よくあります。
ソール面やクラウン部にリブをつけて、その反動でさらに高く、さらに遠く
に飛びますとか、フェース面内部にバーをつけることにより、クラウン部と
ソール部ののひずみを最小限に抑え、フェース面がしっかりとたわみ、
ボールを遠くへ弾き飛ばすとかの表現を目にします。
このようなことによる、ボールに対する影響力は、シャフトのしなり飛ば
し、ヘッドスピードの大小に比べれば、非常に小さなものです。
しかし、あたかもこれを施すことにより、今までより何十ヤードも飛びが
期待できますと表現されています。
売る側としては、購買意欲を少しでも書き立たせる表現方法で、アピール
してきます。しかし現実を鑑みれば、その影響力は、ごく小さなもので、
もっと大きく影響する要素が他にあるはずです。
表現といえば、このタイプのクラブは強弾道で飛びます、などと表現されて
他と差別化をしていることがよくあります。
しかしこの表現の裏には、、少なくともヘッドスピードは常時45M/S
以上必要ですとゆう言葉が、隠されています。クラブ本来の機能を発揮
するには、必要十分条件が兼ねそなわって初めて実現します。
このようなことから考えますと、カタログや、POP、チラシといった
広告宣伝の手段の表現を鵜呑みにするのではなく、この言葉の裏に何が
隠されているのかをしっかりと把握していないと、無駄な物を手にする
ことになります。
くれぐれも、表現の裏に隠された必要条件が何かを知った上で、ご購入
願います。(無駄な物は買わないでいただきたいと思っております)
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