2025年4月28日

女子プロはなぜLSタイプのクラブを使用するのか。

  何と言っても、ドライバーには飛距離が必要になってきます。

 トーナメントでも、次第にコースの距離が長くなってきています。

 10ヤードも違えば、次に持つクラブが短いクラブになり、精度も上がっ

 てきます。それで女子プロと言わず、プロは飛距離にこだわっています。

 いわんやアマチュアは、それ以上にこだわっています。


 女子プロにはどう見ても、アッパーのボデイ―ターンの打ち方が多く見受

 けられます。的を射抜く技術は、訓練と慣れにより持っています。

        そこで今度は、相手のクラブです。


 重心深度が浅く、前へ飛ぶ力が強い、さらに高慣性モーメントで、ミス

 ヒットにも強い、飛距離が出て方向性の良いLSタイプのヘッドが、

 人気の的になっています。


 キャロウエイのELYTE スリーダイヤモンド、タイトリストのGTー

 2、ダンロップのZxiLS、PINGのG440LSTなどが、それに

 当たります。 重心が浅めで、ボール初速が出やすいクラブです。


 女子プロの多くがこのLSモデルを選ぶ理由は、ボールの上がりすぎを

 防いで、効率よく飛ばせるためです。女子プロは入射角が軽いアッパー

 ブローですが、重心の深いヘッドだと、インパクトでロフトが大き過ぎ

 て、ボールが上に飛んでしまい、飛距離をロスしてしまいます。


 浅重心設計のLSモデルなら、ロフトを立てて充てられるので、

 インパクト効率が上がって初速がでます。余分なスピンも抑えられます。

 
 シニアでも、アッパーに打つのであれば、LSモデルを試しては如何で

 しょう。飛距離が落ちたと悩んでも、ラインが出て飛距離が稼げるはず

 です。最新モデルには 適度な寛容性もあるので、十分使いこなせますよ


 一度試してはどうだろうか?

 

 

 

 

 

2025年4月17日

スイングについて

  スイングは人それぞれ、自分のリズムがあります。


 プロのスイングを見ていると、早いテークバックで早いスイングで打つ人が

 多く見られます。アマチュアゴルファーは、そこまで訓練していないので

 そんな早くは、振れません。でも気持ちで、早く振るとたくさん飛ぶように

 思いがちで、早く振ろうとします。するとヘッドが、正しい位置にくる前に

 ボールに当たってしまい、正しい方向に、正しい飛距離がでなくなって

 しまいます。


 ヘッドスピードは、プロのようには出ませんが、今のクラブはアイアンで

 言えばロフトが一番手以上に立ったモデルになっていますので、正しい

 位置に当たれば、それなりには飛びます。


 その為、正しい位置に、当てる努力をしてください。

 むやみやたらにスイングを早くすればいいわけではなく、アイアンの正しい

 位置で打ってください。

 
 ウッド類はもっと長くなりますので、余計に慎重になって欲しいものです。

 テークバックのトップで ヘッドが一旦止まって、そこから振った方が

 必ずや、正確に当たります。


 プロでも、スイングを見ていると、テークバックはゆっくりで、トップで

 一旦ヘッドが静止して、それから振りにいっている方が、何人かいます。


 アマチュアゴルファーは毎日毎日訓練していないので、そうはできません。


 アマチュアゴルファーは練習しない分、又体力のない分ゆっくりと

 スイングをしてください。的を得たあたりがでれば、それなりの効果が

 出るはずです。

2025年3月17日

クラブの選定について

 自分に合うクラブを、フィッテイングにより選定します。


 その際、間違っても、過分なものにはしないでください。


 思いとか、理想とかだけで、クラブを決定しないでください。


 若いやり始めの頃なら、体が出来上がっていくにつれて、だんだんハード

 なものに変わっていくことはありますが、ベテランになったころには、

 決してハードなものにはしないでください。


 今から体力がつくとは思えません。理想とか思い入れだけで、又は今まで

 の経験や実績に基ずいて クラブ選びをしないでください。


 現実の体力、力量は、次第次第に、かわっていきます。体力も今まで

 以上に上がることは、決してありません。今迄の体力を維持するのが

 精一杯で、これ以上になることは、決してありません。


 体力がものをゆうゴルフでなく、今や道具の機能を利用したゴルフに

 なってきています。


 シャフトメーカーも以前に比べ、同じかたさ表示でも、柔らかくしている

 と聞きます。


 どこかのメーカーににありましたが、試打クラブはスチールは全てSで

 Rが存在しませんでした。今では考えられません。


 年配の方が多くなってきている時代に、40グラム台、50グラム台

 Rが標準になってきています。


 過去の栄光にすがることなく、現実を見定めてください。


 メーカーの商品説明では、プロとか、アスリートの方々が解説の中心です。

 我々一般アマチュアゴルファーが、対応しきれないことは、火を見るより

 あきらかです。


 そんなヘッドスピードがあるわけでもないし、体の柔らかさもありません。

 体力的にも決して同様にはなりません。


 現実の自分を見定め、現実に即したアイテムを選んで下さい。

 決して 希望的観測でクラブ選びをしないでください。


 フィッターや担当者は、一番いいデータを中心にクラブを選びます。

 ユーザーの心境をこそぐるような言い方をしますが、決して現実では、

 ありません。


 自分の現実を直視し、言葉に惑わされることなく、素直なクラブ選びを

 してください。

 

2025年3月3日

スイングのリズムについて

 人には、それぞれにふさわしいリズムがあります。


 生活のリズム、仕事のリズム、遊びのリズムなどなど、持って生まれた

 調子、リズムがあり、変わることはありません。


 但し、加齢によりそのリズムは、変わらざる得ません。


 体力的には、20代のころと、60代を比べれば歴然と変わります。

 若い頃のリズムででゴルフをするのと、60代でゴルフをするのとでは、

 明らかに、変わります。


 ところが、気持だけは若い気ででいる為、50になっても、60になっても

 同じリズムでで振ろうとします。


 その為、振り遅れが発生します。


 自分ではいつものリズムで振っていても、ヘッドはいつものようには

 戻っては来ません。その為、芯を捉えることができず、ヘッドが遅れて

 あたり、本来の球筋からは外れてしまいます。


 そこでますます力んでしまい、ますます悪循環がおこります。


 ゆっくりとテークバックをして、トップでヘッドの止まることを確認して

 それから振った方が、的を得るはずです。


 松山プロでも、テークバックはゆっくり上げ、ヘッドの止まることを

 確認して、それから一気に振っていきます。


 トップで止めることは、自分のリズムではないかもしれませんが、お勧め

 したいです。


 ゆっくリズムを自分のものにすると、的を得たゴルフができますよ。


 考え直しては、如何でしょうか。

2025年2月10日

力が入るとボールは飛ばない

 ゴルフのスイングには、ボールを飛ばすためのエンジンが3つあります。


 1つ目は体のターン、2つ目は腕のスピード、3つ目は手首のスナップに

 なります。


 アマチュアゴルファー中には、体と腕は動かしても、手首を使えない人が

 非常に多くいます。


 手首を使えると何がいいかと言ゆと、腕のスピードに手首のスナップも

 加わるので、ヘッドスピードが非常に速くなります。それに対して、手首

 を使えないと 腕からヘッドにかけてのスピードが加速しません。だから

 ボールが飛ばない。

 
 つまり、ボールを飛ばそうと思ってグリップを強く握った結果、手を固定

 してしまい、逆にボールが飛ばなくなってしまう訳です。


 例えば、野球のボールを遠くに集中投げるときに、腕だけで投げますか?

 手首のスナップを使って投げるでしょう。布団を叩くとき手首を固定して

 叩きますか? 手首のスナップを利かせるでしょう。

 
 ところが、ゴルフになると途端に力が入ってしまい 手首のスナップが

 なくなってしまう。これは遠投や布団たたきとは違い、ゴルフが小さな

 ボールを打つとゆう 一点に意識を集中させる競技だからです。

 (この小さいボールにクラブのヘッドを当てなければいけない)と思った

 瞬間、手首のやわらかさは失われてしまいます。手首のスナップを利かせ

 るとボールにうまく当たらないではないかと、人は考えてしまうものなの

 です。


 当てようと思ったり、遠くへ飛ばそうと思ったりして、しっかりと

 グリップを握ることで、結果的に手首が使えずボールが飛ばない。


 スイングプレーンもいびつになってミート率が下がる。このような悪循環

 を生み出していることに気づかなければ、いつまで経ってもボールを

 遠くへ飛ばすことはできません。

 
 グリップもへらず、交換もいりません。いいことずくめです。

 少しは見習ってください。