2025年1月28日

センターシャフト付きパターの効能

 センターシャフト付きパターで、35アンダーで優勝した松山プロの記事は、

 まだ記憶に新しいと思われます。長い距離でも、短い距離でもコンスタント

 にはいりました。パターのおかげかとおもわれます。

 そこで今回は センターシャフト付きパターについて考察します。


 シャフトのネックが フェースセンター部分に取り付けられたパターのこと

 で、ヘッドの重心までの距離(重心距離)がゼロであることが、センター

 シャフトパターの最大の特徴です。


 センターシャフトが許されているゴルフクラブは、パターのみです。

 アイアンやウッドは、すべてL字のネック形状になっていて、重心距離

 が長く、クラブ操作が、複雑になります。

 
 センターシャフト付きパターの特性を 芯 打感 方向性 に分けて

 紹介しましょう。


 1,シャフトの付け根に、ヘッドの重心があるので 芯で打てる。


   L字型パターは、シャフトのネックと ヘッドの重心距離がずれている

   ため、芯でHITするために、技術と練習が必要になります。


 2,打感が直接手元に伝わるので 距離のタッチがだしやすい。


   パターは遠くへ飛ばすのでなく 正確な距離感とミート率が必要な

   クラブです。打感が伝わるセンターシャフトパターは ジャストタッチ

   を出しやすいパターです。


 3,フェースを目標に対して直角に構えやすいので 方向性がだせる。


   フェースの向きを目標に対して、スクエアーに構えやすい長所があり、

   グースネックのような歪がないので 視覚的にもシンプルに構えて

   正しい方向がだせるパターです。

 
 逆に、独特の形状が、デメリットになっている面もあります。


   打点が トウ又はヒール側にずれると フェースが開閉しまう恐れが

   あります。トウ側に当たるとフェースは開き、ヒール側にずれると 

   フェースが閉じます。これがセンターシャフト付きパターの難しいと

   言われる デメリットです。ただし、最近はヘッドのブレを抑えて

   くれるマレットタイプや 大型のモデルと組み合わせて開閉しにくく

   しています。


 アイアンなど、他のクラブと同じL字ネックのパターを使い慣れた人の

 中には センターシャフト付きパターに変えると 違和感を覚える人も

 いますので 一概にはいえません。

2024年12月26日

スイングについて

 毎週1回お見えになる方が、年末、年始は家事の手伝いで、お休みとゆこと

 で、中止になりました。

 練習に来るのが、楽しくて、楽しくてとおしゃる方です。

 スクールでは、何人か並べての練習で、本当の意味で、何をどのように

 すればいいのか、具体的に理解できないといわれ、私どもの店に来られ

 ました。

 私も病気をしてからは、フルショットはできなくなりました。しかし長年

 の経験と、実際のプレーしてきた実績に基ずいて、アドヴァイスは

 できるようになりました。

 何も難しいことをゆう訳でもありませんが、本人がお打ちになっている

 様子を見て、アドヴァイスしています。

 
 肩幅よりスタンスをひろくしないように。


 テークバックはインにひくのでなく、打ち出す方向と真逆に引く行かれように。


 ひょいとテークバックするのでなく、しっくりと、ゆったりとテーク

 バックしなさい。


 右手で打つのでなく、あくまでも回転によって、ボールを飛ばして

 ください。

 などなど、今までに自分が経験し、実践してきたことを、具体的に

 アドヴァイスさせてもらっています。判りやすい と喜んで帰って行かれ

 ます。  感謝、感謝です。

2024年11月26日

W#1のモデル選びに一言

 ダンロップのスリクソンが新しくなりました。

 スリクソン ZXi ZXiTR ZXiLS ZXiMAX WOODが4タイプ新発売されました。

 それぞれに、大きさ、バランス、重さがちがいます。

 実際に打ってみて、違い がわかる方が、何人いるでしょう。

 球筋や飛距離は試打席で実際に打ってみると、明らかにわかりますが、

 コースではその違いが、そこまではわかりません。

 どのモデルが一番自分にとってふさわしいかは、その日の体調、体感により

 かわってしまいます。

 
 えてして、皆様は一番早く振れたスピードで モデルを判断されることが、

 大半だと思いますが、現実の場合をよく考えてください。

 寒い朝いちばん、体もあったまっていないときに、MAXで振れますか。

 夏であれば、それも可能でしょうが、一般にはありえません。

 何が自分の不断の力にふさわしいか、何が本当に自分に合うかは、冷静

 な判断が必要になります。

 希望的観測は事故のもと、希望的アイテムもミスのもとです。

 
 TR をヘッドスピードが少ない方が打っても、ボールが上がらず、失速

 してしまいます。

 LSドライバーでも、普段のヘッドスピードが45M/Sぐらいないと、

 低スピンの効果が表れますん。

 その点 MAXは表現通りで、高慣性モーメントで、打点がバラツイても

 ボールが左右にぶれないのが特徴です。

 自分の普段のヘッドスピードで、力みなく振れるモデルを選んで下さい。

 自分の最高のスピードで、モデル選びをしないでくださいね。