2020年4月18日

無くて七癖、有って四十八癖

 人には、多かれ少なかれ癖を持っています。この言葉は、一見して癖が

 なさそうな人でも七つ、多そうな人では四十八癖もありますといった意味

 ですが、人間には多くの癖がありますが、とかく他人の癖は目につきやす

 く、自分の癖には、存外自分で気ずかないものです。


 自分自身には、他人以上の癖があると心得なければならないとゆうことです
 

 ことゴルフにおいても、本人は教科書通りの打ち方をしているつもりでも、

 他人にから見れば、癖のある打ち方になっている方が多く見られます。

 (これは、本人が意識出来ていないだけです)


 先日も、ショットや、飛距離には問題ないのだが、パターに恵まれず、

 たくさん打ってしまったと。

 そこでどれどれと見てみますと、本人はストロークしているつもりですが、

 やはりとゆうか、HITしていました。特に、ショートパットがことごとく

 はずれてしまうとの、お悩みでした。


 今ご使用のパターを見てみますと、ロングパターが得意のモデルでした。

 ヘッドが小さ目で、ローテーションで打っていくタイプのパターでした。

 長距離の時には、ほとんど、ワンピンぐらいに寄せる自信があると豪語

 されるだけあって、感性は確かなものが見受けられました。


 しかし ショートパットにおいても、同様のHITする打ち方で、微妙

 な方向が定まらないようでした。


 そこで形状は、ローテーションタイプのヘッド形状ですが、ヘッドが動き

 ずらいものをお勧めした所、ショートパットにおいても、方向が変わらず

 満足そうにされていました。


 自分自身の打ち方は、自分ではなかなか見れないし、まして自分がどのよう

 にショットしているかは、わからないものです。

 しかし、岡目八目ではないですが、第3者が見ると、すぐにわかります。


 このように 自分はカップをめがけて いつも通りにショットするだけです

 が、ここに自分ではわからぬ癖が入ってきます。

 癖がないと思っているのは自分だけで、他人からみると(客観的)よく

 解ります。


 セルフトレーニングもいいのですが、他人に見てもらい客観的に自分を

 見ることも、重要な上達の要素です。

 PGAのトッププロが、専属のティーチングコーチをつけていることを

 見れば、容易に理解できないでしょか?


 ゴルフ以外のスポーツにおいても、自分の癖を見つけ、指導されることも

 非常に重要なポイントだと思われますが、皆様にはどう映りますか?